母はガンの発見が遅れて亡くなったのですが、母を中心に成り立っていた四人家族から、突然母がいなくなり、残された父と僕と弟が関係を修復するには、時間がかかりました。
母が亡くなった事を受け入れるのは本当に大変でした。
だからこそ、ある日渋江さんから、リュウプロジェクトのことを聞いた時、衝撃が走りました。
「7年経ってもまだまだ苦しい思いをしている人たちはたくさんいるから、一緒にスーパーライブでみんなを勇気づけよう」
ハッとしました。
大切な人を失うこと。失った後の気持ち、変化を受け入れるのに時間がかかること。
自分と同じような、それ以上の苦しい思いをしている人達がいる。
その人達のために、自分がこれまでやってきたことを生かしてできることが、ある……!
会場は、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市です。
日本のヒーローと切っても切れない石ノ森章太郎先生の、石ノ森萬画館のある石巻市です。
そこで宮城・岩手・福島の3県から、お客さんを無料招待して開催するスーパーライブです。
現地に行って感じることが必ずあるに違いない!行かなければいけない!そう強く思いました。
ハッとしました。
大切な人を失うこと。失った後の気持ち、変化を受け入れるのに時間がかかること。
自分と同じような、それ以上の苦しい思いをしている人達がいる。
その人達のために、自分がこれまでやってきたことを生かしてできることが、ある……!
会場は、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市です。
日本のヒーローと切っても切れない石ノ森章太郎先生の、石ノ森萬画館のある石巻市です。
そこで宮城・岩手・福島の3県から、お客さんを無料招待して開催するスーパーライブです。
現地に行って感じることが必ずあるに違いない!行かなければいけない!そう強く思いました。
破牙神ライザー龍と被災者の距離
渋江さんから、スーパーライブ2日目の1回目終わりで、握手会を是非見てほしいと言われたので、会場の椅子に座ってステージを見ていました。
すると、明らかに普通のヒーローショーの握手会にないものが伝わってきました。
子供達はみんな、親しみを込めて龍に話しかけていくのです。TVのヒーローショーの握手会では固まってしまう子も少なくない中で、これは普通ではないことです。
すると、明らかに普通のヒーローショーの握手会にないものが伝わってきました。
子供達はみんな、親しみを込めて龍に話しかけていくのです。TVのヒーローショーの握手会では固まってしまう子も少なくない中で、これは普通ではないことです。
それには理由がありました。
リュウプロジェクトは震災で被害を受けた東北3都市の幼稚園や保育園に、年間200箇所以上無償で周り、交通安全教室やリズム体操などで子供達と会う活動をしています。
リュウプロジェクトは震災で被害を受けた東北3都市の幼稚園や保育園に、年間200箇所以上無償で周り、交通安全教室やリズム体操などで子供達と会う活動をしています。
そのため、子供達は破牙神ライザー龍というヒーローを、身近に感じていました。
また会えたねって子供が言うんだよ!と、僕にスーパーライブの話を持ちかけた時に、渋江さんが興奮気味に言っていた事を思い出しました。
また、ヘアドネーション用の髪の毛を持ってきている子もいました。
ヘアドネーションとは、様々な理由で髪の毛を失ってしまった18才までの子供達に、人毛を使用したオリジナルウィッグを製作しプレゼントする活動。
東日本大震災から7年。
ボランティアとしての活動も、スーパーライブの無償開催も、どう考えたって楽なはずがない。いろんな事があったはずです。リュウプロジェクトの皆さん、各地から応援に来てくれたボランティアの方々、たくさんの人達の協力があって、このステージがある。
握手会を見ながら、なんとも言えない大きな感動を覚えていました。
握手会を見ながら、なんとも言えない大きな感動を覚えていました。
握手会が終わり、渋江さんがやってきました。
2回目も頑張ろう!と言われて、マジでこの人スゲーな!と、気が引き締まりました。
ショーをやって、握手会のスタッフもやって、とにかく休む暇もなく、このステージを成功させるために動き回る渋江さん。渋江さんの人を巻き込むエネルギー、それは間違いなく渋江さんが真っ直ぐで、それをわかっている人達が集まったから、最高のメンバーが揃ったんだと思います。
そしてそれは渋江さんだけじゃなく、会ってみたら、みんながみんなそんな熱い人達ばかり。
この人達の熱意があるからこそ、この人達の行動があるからこそ、それが龍に反映して、心の支えになるヒーローになったんだと確信しました。
本物のヒーロー
「誰がために」
この言葉は言うのは簡単ですが、実行している人には中々出会えません。
震災の混乱の中、TVのヒーローを呼ぶのは難しい。
来て欲しい時にいつでも駆けつけるヒーローを自分達で作り、できる事をする。
石巻市でステージをする事にこだわるのも、震災の痛みを忘れずに皆んなで前に進むため。
最初は1時間のショーと聞いて、長くないかな?と思っていました。
でも、本番の時にわかりました。
震災という痛みを忘れない事、みんなで前に進む事を真摯に訴え、子供達には本気で伝える。
だから必要な1時間なんだと。
子供達も1時間、しっかりと見てくれていたことは、驚くと同時に、感激しました。
子供達も1時間、しっかりと見てくれていたことは、驚くと同時に、感激しました。
破牙神ライザー龍は本物のヒーローでした。
そしてリュウプロジェクトの方々はボランティア活動をする為に自分達の時間を使って活動しています。
それぞれに家族がいて、生活がある中で、中途半端な気持ちでは絶対にできません。
それが伝わるから頑張れたと思います。
今回、石巻市に行って本物のヒーローに会えた事は、僕の人生の中で本当に宝物になりました。
長々読んでいただきありがとうございます😊
石巻市— 佐藤太輔 (@sugar_daisuke) 2018年12月13日
震災から7年
この場所に来ないとわからない事がたくさんある
誰がために
を本気でやっている人達に会いました
特定非営利活動法人として
利益ではなく、被災した人達を勇気付けたいという気持ち
言葉で言うのは簡単だけど、実際にお会いしてこの人達が本当のヒーローだと思いました! pic.twitter.com/VywVFU9RBM
リュウプロジェクト立ち上げのお話をまとめている本がありまして、めちゃくちゃ面白いので下に載せます!
よかったら読んでほしいです。
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