子供教室『君もヒーローになろう!』開講前夜

テレビの現場を離れて1年以上。
人力車夫の仕事にも、新しい発見と学びを得ながら、それなりに充実した日々を送っていました。

そんな中、なぜヒーロー教室なるものをやってみようと思い立ったのか?
そのあたりの僕の思いを話します。

きっかけは、戦隊の主題歌ライブイベント

七夕も近づいたある日、僕の盟友・松本寛也が、スーパー戦隊親善大使として来場する観覧無料イベント(in モラージュ菖蒲)に行きました。
大盛り上がりのイベント終了後、たまたま通りかかったカルチャーセンター前には、短冊を自由に掛けられる特設コーナーが。
娘が「短冊書きたい!」と言うので、書くのを待っている間、サッと講座紹介のチラシを手渡されました
その時は何気なくそれを貰い、終了。

数日後。
妻から、おもむろに「こんなのあったよ」と示されたチラシの裏面隅には、小さく“講師募集”の文字


一瞬で広がる、講師する自分のイメージw
善は急げ。
早速ホームページに飛び、JEUGIA(ジュージヤ)カルチャーセンターモラージュ菖蒲に問い合わせました。


ヒーロー教室とは、なんぞや

そもそも僕は、いわゆるヒーローオタクです。
知らない人は、ゴーカ◯ジャーの銀色の人を連想してください。概ねあんな感じです。
オタクが高じて行動力を持った結果、僕は高校生の頃に、大阪でヒーローショーのバイトを始めました。
なので、正直、アクション!体操!できます!!というより、形から入った人間なのです。

ヒーローショーは、テレビのヒーローを模する。

多かれ少なかれ、そういう部分があります。
しかし、当然ながら、撮影現場でそれは通用しません。
現場では、オリジナル云々という以前に、先輩達の<役を演じる>という姿勢に圧倒されました。


自分が役をやらせてもらうようになってからは一層、見ているだけでは気づかなかった、先輩達のすごさを実感しました。
<役を演じる>ということには、アクションやセリフを間違えても、最後まで続けるという精神の強さも含まれます。
役を演じることに注力することは、本番がテスト通りにいかなくても、どんなアクシデントが起こっても、最後までやり抜く原動力になりますし、この姿勢は、他のどんな場面でも通用すると思いました。


まとめ

ヒーロー像は人それぞれあると思いますが、

  • 台本のセリフを自分の言葉で話し、体を動かす
  • 気持ち第一
  • 自分がカッコイイと思うヒーローになりきり、やりきる!
以上のことに重点を置いて、各々の中のヒーローを作っていくお手伝いがしたい!
そんな思いで、講師をやってみることにしました。
目指したのは、形から入った僕が、現場で学んだ大事なことを盛り込みながら展開するヒーロー教室。
そんなわけで、「ヒーローが好き!」「カッコイイ!」という熱い思いを生かし、セリフと動きに気持ちを乗せていく、というやり方をベースに講座内容を考えることにしました。

>>次回、『君もヒーローになろう!』の全容報告と感想です!



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